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アッティラ Attila:ルッジェーロ・ライモンディのアッティラ [アッティラ Verdi/Attila]


 ヴェルディ作曲の《アッティラ》は、数少ないバスがタイトルロールのオペラであるが、ルッジェーロ・ライモンディは弱冠29才でロールデビューしている。その時の指揮は、同じく29才のリッカルド・ムーティ、嬉しいことにライブのCDがリリースされている。
 1972年に録音されたガルデッリ指揮のヴェルディの初期・中期オペラシリーズのCDでもR.ライモンディがアッティラを歌っている。1990年コヴェントガーデンでのR.ライモンディの《アッティラ》について、『理想的な本質的な力がある。彼の音色は新鮮で、ときには起こりうることだが、音程が多少ぶら下がり気味になるなどということはなく、完璧に音符の真ん中に当たっている』とロドニー・ミルンズが評している。

♬音声ファイル:アッティラとエツイオの二重唱:ローマの武将エツィオは、アッティラの世界制覇を認める代わりに自分にイタリアを残してくれと頼む
"Avrai tu l'universo, resti l'Italia a me.".....が、一蹴される。
1970年ライブ、ムーティ指揮、RR&ジャンジャコモ・グエルフィ
Attila-libretto-PROLOGO - scena3,4,5,[N. 4 - Duetto]

◎1970年〜2001年公演記録 (アッティラ/エツイオ/オダベッラ/フォレスト/ウルディーノの順)

1970/11/21:ローマ(演奏会形式) ムーティ指揮/RAI管弦楽団/★CDライヴ盤
RR/ジャンジャコモ・グエルフィ/アントニエッタ・ステッラ/ジャンフランコ・チェッケレ/フェッランド・フェラーリ

1972/8/28:エジンバラ(PalermoMassimoTeatro制作) パターネ指揮
RR/レナート・ブルゾン/ルイザ・マラリアーノ/Preverdi

1972/9:ロンドン録音 ガルデッリ指揮/ロイヤルフィルハーモニック管弦楽団/★CDリリース
RR/シェリル・ミルンズ/クリスティーナ・ドイテコム/カルロ・ベルゴンツィ/リッカルド・カッシネッリ

1975/4/29:パレルモ/デ・ファブリッツィーニ指揮/Vassalo,Coltellaci
RR/ピーター・グロッソップ/マリア・パラッツィーニ/Maresca

1981/5/12:チューリッヒ/ネロ・サンティ指揮/Wild.Sanjust
RR/ジョルジョ・ザンカナロ(ブルーノ・ポーラ)/マリア・キアーラ(オリヴィア・スタップ)/ヴァジレ・モルドヴェア(ニコラ・マルティヌッチ)

1985/2/2,17,20:ボローニャ/カルロ・フランチ指揮/Bertocchi/★プライヴェート録画
RR/ジルヴァーノ・カローリ/マーラ・ザンピエリ/ヴェリアーノ・ルケッティ/ベルトッチ/マルキーナ

1988/11/22,25,28:ウィーン国立歌劇場/マッケラス指揮/Chazalettes演出/Santicchi舞台衣裳 ※
RR/マーラ・ザンピエリ/John Rawnsley(22),Antonio Salvadori(25,28)/ヴェリアーノ・ルケッティ

1990/10/13,15,18:ロンドン★ ROH初演/Edward Downes指揮/Moshinsky,Yeargan/★ライヴ録音 ※
RR/ジョルジョ・ザンカナロ/ジョゼフィン・バーストウ/デニス・オニール

1998/9/26/29&10/1,4,7,10,13,18:チューリヒ/ウラジミール・フェドセイエフ指揮/Piplits
RR/レオ・ヌッチ/マーラ・ザンピエリ/ジョルダーニ/Gotzen/Christoff

2001/2/17,22,24,28&3/2:チューリヒ/ウラジミール・フェドセイエフ指揮/Piplits/★一部録音
RR/レオ・ヌッチ/マーラ・ザンピエリ/Boiko Zvetanov
Attila_Cast.txt

★写真:ルッジェーロ・ライモンディのアッティラ(クリック拡大)
◎ROHで《アッティラ》初演:
1990年10月にエドワード・ダウンズ指揮、モシンスキー演出で、この劇場で初めて上演され、ライモンディが主演した。紀元前5世紀頃にイタリアに攻め込んだフン族のアッティラ王の物語を、東方の"野蛮民族"でありながらも、すっきりと優雅に描き、音楽に重点を置いた演出になっていた。そこでおさえたライモンディの魅力がすばらしく、気高いロマンチシズムを感じさせたのを覚えている。(1991.11.30発行グランドオペラⅠ)

メモ:オペラ指揮者列伝 リッカルド・ムーティ
...また演奏会形式であるが、フィレンツェに音楽監督としてデビューする直前の1970年11月21日、ローマでイタリア放送協会RAIの公開演奏で、ヴェルディの《アッティラ》を指揮している。デビューしてまだ数年のルッジェーロ・ライモンディ(29歳)をタイトルロールに、アントニエッタ・ステッラ、ジャン・ジャコモ・グエルフィ、ジャン・フランコ・チェケレと豪華にそろったキャストで「初期ヴェルディにピッタリの指揮で、オーケストラと声を巧みに共存させ、堅実でありながら厳しすぎることはない」(オペラ誌1971年3月号)と評されている。(1991.11.30発行グランドオペラⅠ文=千代田晶弘)

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